以前の話ですが、職場で同僚から「風邪(インフルエンザ)を引いたので、1週間会社休みます。」という連絡がありました。
(私の職場では、インフルエンザに掛ったら、周囲にうつさないように完治(1週間を見込んでいる)するまで休むというルールになっています)
このようなことはどこの職場でもよくある話だと思うのですが、対応としては、「そうか、じゃあ仕方ないね。お大事に。」
となります。まぁ大抵はこのような対応になりますよね。
そして、同僚が風邪が完治して出社すると、
(同僚)「ごめんごめん、ついゲームに夢中になっちゃって夜更かししたら風邪引いちゃった!」
(私)「またですか、ところで、以前お願いしていた資料できてますか?」
(同僚)「まだだよ。だって風邪引いて休んでたんだから仕方ないだろー」
と開き直る始末。
でも風邪を引いた本人は本当にそれでいいのだろうか?
よくよく観察すると、風邪を引いて休む人って大抵は同じ人が休みませんか?これは、風邪を引きやすい人もいれば、風邪を引きにくい人もいるという体質的な要因もあるとは思います。でもそれで納得して終わらせてもいいのでしょうか?
私は何度も同じ要因で風邪で休むような人は、基本的に下記の能力が欠落していると思っています。
①責任感が無い
同僚が1週間休んだ分の仕事を残った者で分担することになります。まず、この時点で、他人に迷惑を掛けていることに気づくべき。また風邪を引いたら休むことを当然の権利のように考えているようでは、そもそも考え方がおかしい。
②学習能力が無い
風邪を引きやすい人は、何回も風邪を引いていたら、今回何故風邪を引いたのだろうか、自分はどのような時に風邪を引きやすいか等、少しは考えて夜更かしをしないようにできないのだろうか。
③管理能力が無い
そもそも翌日に仕事があるのに夜更かしという行為をしている時点で規則正しい生活ができておらず、時間管理ができていない。学生ならまだしも社会人であれば摂生すべき。
サラリーマン(特に正社員)では、1週間休んだところで収入が減ったり、まして仕事が誰かに奪われてしまうことも無いと思います。
けど、これが個人事業ならどうでしょう?風邪を引いたら仕事ができなくなって収入が下がることもあるかもしれませんし、或いは、仕事ができなかった間に他者に仕事を奪われてしまうこともあるかもしれません。サラリーマンのように誰かが助けてくれるなんてことは無いと思います。
個人事業をしている人は、自分のことは自分で管理するは当たり前ではないでしょうか?自己管理ができないようでは、個人事業は成り立たないと思います。また、1週間も風邪を引いて寝たままだとしたら、時間がとても勿体無いと思うはずです。
サラリーマン(特に大企業)ってクビにさえならなければ、収入が大きく減ったり、無くなるなんて事はまず無いですよね。だから会社にもたれ掛かってさえいれば、それなりの生活はできますよね。
でもそれでいいのかな?
1つの会社で定年まで勤め上げるのは立派なことだろうけど、同じ会社で面白くもやりたくもない仕事をするだけの人生ってつまらないですよね。(仕事が面白い人はいいでしょうけど)
自分は、もっともっと外に目を向けて、自分が本当にやりたいことは何かを早く見つけたいと思います。
自分のやりたいことを見つけて、それに向かって行動して、成長して、一度の人生を悔いのないように送りたいなと思います。
同僚の風邪の話から、話が飛躍しましたが、少なくとも会社に100%依存するような生活はダメだと改めて思った次第です。
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